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中学受験の国語は、「論理力」×「内容の理解」

私は、10年ちょっと、中学受験生を中心に、国語(現代文)を教えています。

現在、塾で担当しているオンライン講座の教材がとっても良いので、少しづつ書いていこうと思います。

 

教材は、実際の中学受験問題です。

去年の過去問、いわゆる『銀本』から選んでいます。

 

私は、新潟出身なので中学受験はしていないのですが、感覚的には、昔の(大学受験の)センター試験に中学受験の問題は近いです。

学生の頃は、特に論説問題は難しく感じたのですが、今は90パーセントくらいの内容(扱うテーマ)が分かるため、とても内容が面白く感じます。

中学受験の入試問題は、その年の話題のトピックを扱うことが多く、50分で平均1~2題の文章を解くため、割とコンパクトに筆者のエッセンスがぎゅっと詰まっていて、とても強烈に筆者の意図が伝わり、とても勉強になり、面白いのです。

※小説、論説1題づつがスタンダードですが、どちらか1題だけとか、要約、図表の読み取りを含めて3題などという学校もあります。

 

話が少しそれましたが、受験の国語は、小説も論説文も、論理的な「情報処理能力」がベースにありますが、論理力だけを鍛えても、そもそもの話題(トピック)を知らないと、特に小学生は(中高生でも)厳しいなと感じます。

 

そういう意味でも、最新の過去問を使って、最新の話題への理解を深めることは、とても意義のあることだと思います。

経験上、小説は得意な小学生が多いです。また、小説の「論理的な」解き方は、論説文で習得すると、自然と小説にも応用できるケースが多いので、生徒さんにもよりますが、論説多めで指導しています。

 

では、これから、少しづつ、授業で使用した2022年の過去問を紹介していこうと思います。

お楽しみに~♪